2.流暢性の罠を防ぐ
2.流暢性の罠を防ぐために
流暢性の罠というのをご存知でしょうか。
脳の性質に関するもので、人間の記憶にマイナスの影響があると言われています。
一度理解したつもりでも、実際はわかっていない。
記憶として脳が定着をしていない状態に陥ってしまうことで、
学習を行っていくには、障害となるものになります。
脳はわかったつもりになって、結局わかっていないということです。
これを防ぐためには、脳にだまされることなく、自分の力で頭を使っていくことが必要になります。
そうすることで、これは重要だと脳が認識し、記憶の定着になります。
つまり、自分の言葉でものごとを理解していくのです。
学習法を構築していくと、大きな視点でみれば、
理解の上に、その理解の体系も含めた記憶の蓄積ということになっていくため、
ここで流暢性の罠を意識することが重要になってくるので、これを常に意識していくといいでしょう。